なまら禁煙





冒頭の写真はtaspoを処分するために切っただけなので、深い意味はありませんが、いつもこのtaspoを使っていた僕の上司にはこの場を借りて謝っておきます、このブログ知らないけど。



皆さんにとってはほんとうにどうでもいいことだと思いますが禁煙しました。


禁煙する直前まで禁煙するとは思ってもいなかったので、本人が一番驚いています。

直前まで新幹線内でチェーンスモーキングを楽しんでいたくらいですからね。


でもね、きっかけって突然訪れるんですよ。

不意にね。

いつものようにセブンスターブラックメンソールを吸いながらRSSを読んでいたらこんな記事がある。


禁煙なう - #RyoAnnaBlog
あれは確か高校2年の頃だったと思う。トイレで吸っていたのがバレて停学になった。学校に呼ばれた母親が、目に涙を浮かべていたのを今でも覚えている。お父さんはあなたを産む時にタバコを止めたのよと、よく言われたものだ。謹慎中の1週間は家でも吸えなかったので、仕方なく裏庭で吸っていた。

僕も全く同じことが ! なんて偶然なんだと驚いたが、こんな人は僕ら世代ではいくらでもいた時代。タバコがかっこいいと思っていた世代。




なんだこのタイトル。しかも@RyoAnnaさん。

前にTwitterで話している時に節煙に失敗したとか言ってた気がする。

まさか禁煙したのか ? ?

ちょっとにわかには信じられなかったし、リョーさんのことだからなんとか喫煙を正当化する内容のオチなのか ? なんて考えながら読み始めた。

まず、冒頭の写真でぐぐっと心を掴まれた。

@RyoAnna氏の記事は全て読んでいる、でも冒頭の部分を少し読んだだけでこの記事はヤバいなと思った。


なんかね悪い予感がした。個人的にね。


で、上記サイト紹介でも引用してる本文、あれがやばかった。

同じじゃん。

吸ってる本数もたぶんほとんど同じくらい。

世代も一緒、僕ら世代って停学って珍しくなかったなぁ、今はどうなんだろう。

リョーさんはこの記事中では書いてないけど、たぶん反省文も書かされていたはず。

その反省文は自宅謹慎中に生徒指導の先生が家庭訪問しにくる時までに書いておかなきゃならないことになっている。

で、反省文の内容も全く覚えてないんだけど、停学明けに親と一緒に授業前にまずは校長室へ行く。

親は涙目で深々と頭を下げていて、喫煙云々より親のその行為にこっちもやられちゃう。

で、今は全く覚えていない校長訓示が続いているんだけど、その最後に言った言葉が強烈で今も覚えている。

校長:『いや〜色々言いましたがね、こんなに上手な反省文を書いた生徒はいなかったわけです』

母親:『………はぁ…』

校長:『なのでもうタバコはやめさせてくださいね』


さすが長だ。怒りながら最後は褒めるのか ! とびっくりした。

なんかね、怒られながら褒められるという不思議体験。たぶんなんか書いて褒められた初めての経験。停学明け。校長室。

母親はもっと不思議だったでしょうね、涙目で笑ってましたもん。

停学空けとは思えない、感謝状でも貰いにきたかのような表情をしていましたね。

ただ、本人(春友)は全くタバコをやめるつもりはなくて、どこでどうやって吸うかなってことばかりを考えていたわけですがね。

ええ、親も僕の考えはわかってたので、『校長先生はいいこと言ってくれたんだからタバコをやめなさい』とずっと言われていました。

結局、心には響いていたのですが、ニコチンの依存の方が当時は強かったですね、若かったし。

それと、たぶんリョーさんも反省文褒められたでしょ ? と勝手に推測したりして。


そう、この記事を読んで、こういったことが一気に頭の中を駆け巡ってしまった。

フラッシュバックというやつですよ、タバコ的な結果で言えば走馬灯といっても良いわけですが。

で、なぜか『あぁ、終わりなんだなぁ……』と思ったんです。

この部分の僕の心情を説明するのは非常に難しいです。

単純に言えば高校時代の停学した頃のことを思い出したからというのがきっかけなわけですが、何かが終わりを告げる瞬間の走馬灯は強烈なものがあるわけです。

一瞬で将来的なこと(子供がどうなるか)や、いつかやめなければならない状況(病気)とか、経済的なこと、とかが繋がってしまったわけです。

で、リョーさん記事で『禁煙なう』というアブリ紹介が始まっている頃には、もう読み終わったら『禁煙なう!』と呟いている姿をイメージさえしてしまっていたんですね。

そう、ここまで感じちゃってた、この記事の冒頭で。

禁煙を始めることになるのだろうな、という予感。

そんな決意が行間から感じられたんだ。


でも、10月1日の値上げ前に皆がバタバタと買いだめをしているなか、一度もカートン買いはしなかった。

する気も無かった。

たぶん今回の法改正をきっかけに禁煙をちょっとでも考えた人はカートン買いをしていないはず。

禁煙ブーム第二期はカートン買いした人達のカートンが無くなった頃だろうなぁ。

だから人それぞれの時期になる。

自動販売機でタバコを買ってる人はほんと少なくなってる。


今回が人生初の禁煙なんですが、しかも、みなさんにはどうでもいいことですが、なぜ禁煙を考えたか。

当然一番の理由は経済的なもの。と言いそうになるけど実は違う。

大幅値上げとか言ってるけど、平均20本吸う人なら500mlペット1本をやめればいい値段。

たぶんタバコの方が大事でしょ ? 昼食より大事だから、喫煙者にとってのタバコって。

ただね僕にとって禁煙することになった一番の理由。

リョーさんの記事がきっかけになったのは間違いないんでしょうけど、それ以上に今回は世論がタバコに対して厳しくなったことを感じるんですね。

別に禁煙を推奨するわけではないんですけどね。

焼き鳥屋、焼肉屋、バーみたいにタバコの煙がある程度当たり前な場所でも10月以降は風当たりが強くなってる気がしませんか ? なんとなく。

今まではタバコはマナーを守って吸いましょうという雰囲気だった気がしてるんですが、今回の法改正による値上げで、タバコは嫌悪しなきゃいけないものだという認識を喫煙者にまで植え付けはじめている気がしますね。

一番の被害者は町のタバコ屋さんだと思いますがね。

日本での喫煙者の数はもう増えることはないだろうな、と思いますよ。

外国から来た人の日本の空港のイメージが『タバコ臭』っていうイメージも変わるのかもしれませんね。




440円の嫌われ物を購入し、肩身の狭い思いをしてタバコを吸う。

しかし、いくら肩をすぼめてもタバコの煙が小さくなるわけではない。

Twitterで呟いた、


『禁煙なう』


非喫煙者からはたくさんの応援があった。

禁煙中の方からも応援メッセージが届く。

予想以上の数でビックリするくらいだ。

数人の喫煙者からもメッセージが届く。

『禁煙するのなんて辞めようぜ〜』という類のメッセージは一つも無かった。

これには驚いた。

やはり10月の大幅値上げは喫煙者の意識を変えたのだろう。


@RyoAnna氏は最後に、『もうタバコに頼る必要はないんだよ』と締めた。

きっかけを与えてくれた彼に感謝しなければならないのかもしれない。

今はまだ2日目だ。

そしてこっそりと『禁煙なう』アプリを1面においた。スクショは掲載しない。


私は@RyoAnnaさんに便乗しているだけだ。

だからあえてこの締めをパクろう。

もうタバコに頼る必要はないんだよ。"なまら” そう言われた気がした。



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